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コリーの仔犬の育て方
 1. お迎えした日  2. 食餌の与え方  3. 予防注射・駆虫・病院  4. 運動と犬舎
 5. しつけと訓練  6. トリミングと耳セット  7. おかしいな?と思ったら 8. フィラリア予防

5.しつけと訓練

仔犬のしつけはの基本は、飼主が名前を呼んだら飛んで来るという基本から始まります。これが全ての基本の基礎となり、犬と飼主の信頼関係の柱となります。これができていない犬は、どんなに良い素質を持っていたとしても、どんな訓練も入りません。
飼主に呼ばれて傍に行ったら、かわいがってもらえる、美味しい食べ物がもらえる、遊んでくれる、何か楽しいこと、いいことがあるという意識をうえつけることから始まります。
本格的な、訓練は、6ヶ月以後に行います。それまでは生活に必要なマナーとしての躾を行うようにします。
1. 名前呼ばれて行ったら良いことがある♪
2. 叱り方、罰の与え方
3. イタズラはその場で叱る。
4. トイレの躾けをする
5. 節度ある愛情を持って、良い性質の犬を育成する
6. しつけや訓練をする前に、触れて、目を合わせる
名前呼ばれて行ったら良いことがある♪
仔犬をお迎えしたら、まずは訓練と躾けの基本となる「自分の名前を呼ばれることの喜び」を教えてあげて下さい。
仔犬を迎えたとき、家族はみんな仔犬に夢中でしょうから、かわるがわるに子犬の名前を呼んで遊んであげることでしょう。その際に、名前を呼んで傍に来たら、「いい子だねぇ。」と誉めてあげましょう。もしも、来なかったとしても、怒ってはいけません。仔犬が名前を呼んで“叱る”、“怒る”という行為は避けて下さい。飼主が何かをしたことに興味を持ち、反応するといことは、犬と飼主の良い信頼関係を作るには大切なことです。何かに反応したことを叱り、仔犬自身が不快な印象を持つようなことは裂けなければなりません。
叱り方、罰の与え方
叱り方、罰の与え方は大変重要です。
先述したように、名前を呼んで静止したり、叱ることは避けなければなりません。叱り方がその仔犬の性質に合っていなかった場合は、吠えすぎる犬になてしまったり、怖がりすぎる、神経質すぎるという性質を作ってしまうこともあります。その犬の先天的な性質に合った、愛情ある躾を行うことで、良質な性格を形成することができます。
仔犬は何にでも興味を示し好奇心旺盛です。カジってみたり、ひっかいてみたり、くわえて引っ張ったりなどなんでもおもちゃにしてしまいます。何がして良いか、何がしてはいけないことなのかもわかっていませんし、最初からなんでも理解している犬などいません。どんなに優秀な犬でも、飼主との暮らしの中で、そうした事柄をひとつひとつ教わって行きながら成長していくのです。すぐに怒らず、気長に根気強く教えていく姿勢を持って接してあげて下さい。
犬にとっての、「罰」 とは、犬がイヤな思いをすることです。叩いたり、苦痛を与えることではありません。叱ったり、無視したり、急に大きな物音を立ててビックリさせることなども罰になります。言う事を聞かなかったり、イタズラをしたからといって叩いてはいけません。仔犬が人間の手に対して恐怖感を持つようになり、最悪の場合には、人の手を噛む犬になるからです。犬は人間が怒っているという感情を察知する能力を持っています。犬は、人間の言葉は理解できませんが、言って聞かせることで、「飼主が怒っていること」、「自分が何かいけないことをした」ということを理解します。
特に、コリーは賢く、飼主の気持ちを知ろうとする犬なので、根気強く何度も教えれば理解してくれることも少なくありません。
例えば、我家のミルキーの場合は、ぬいぐるみがたくさん置いてある部屋へ行って、片っ端からぬいぐるみを銜えて自分の部屋に持ってきてはカジカジしようとしました。まだ、仔犬だったので、ぬいぐるみをかじって分解し、目や鼻などのボタン部分をカジって飲み込む危険がありました。
ぬいぐるみ部屋でもイタズラしません。
ですから、ミルキーには、ミルキー専用のぬいぐるみを幾つか買い与えて、ミルキー用に選んだものだけを使用させたかったのです。そこで、ミルキーが、自分のぬいぐるみ以外のものを持って来る度に、「ミルキーのぬいぐるみはこれでしょ?」とミルキー用のぬいぐるみを渡して、持ってきたぬいぐるみを元に戻していました。それを日に何度も繰り返しているうちに、自分のぬいぐるみ以外に触れることは無くなりました。
これは、ミルキー用!

また、本来犬は、相手の犬がキャンキャン鳴いたり、お腹を見せて降参すると攻撃をやめるものなのですが、飼主が躾けの際に執拗に叱、り許すことをしないと、犬も相手が降参しても攻撃を続ける性格の犬に育ってしまうことがあります。
相手は言葉の通じない犬なのですから、くどくどと叱ることは逆効果です。叱る時は、的確に手短に叱り、愛犬が「叱られた、いけないことをした」と、悟った時点で許してあげましょう。
犬は、飼主との主従関係、信頼関係が確立されて、「いけない」や「NO!」、「待て」のコマンドさえ身に着いてさえいれば、飼主は愛犬をコントロールすることができます。執拗に叱ることは、こうした関係を作るためには逆効果ですので気をつけて下さい。
イタズラはその場で叱る。
特に、トイレの躾け、訓練をしたいと思っている場合に仔犬が粗相をした時や、壊されては困るものをいたずらしている時に静止しようとして、ついつい名前を強く呼んで静止したり、叱ってしまいがちなので気をつけましょう。静止する時のコマンド(命令)は、「いけない!」または、「ノー!」と、一言強く言いながら、仔犬の体を押さえて静止します。まだ抱き上げられる大きさなら、「ノー」と言いながら、抱き上げるのも良い方法だと思います。叱る時は、必ず仔犬がしてはいけないことをしている最中に叱ります。飼主が犬のイタズラを発見し時に叱っても、犬はなぜ叱られているか理解できませんので、飼主は、突然怒る怖い人だという印象を仔犬に植えつけてしまう恐れもあります。
叱る時は短く的確に行い、上手にできた時は、叱る時の何倍もの時間をかけて誉めてあげて下さい。犬は、飼主に誉められることを喜びと感じ、飼主の喜びを自分の喜びに感じるコリーらしい本来の気質の犬に育つことでしょう。
トイレの躾けをする
屋外の広い運動場付きの犬舎、広い庭での放し飼いなどの環境で飼う場合は、トイレの躾けは必要ありません。コリーやシェルティは清潔好きな性格をしているので、自分の寝床や犬舎の近くで用を足すことはほとんど無いからです。むしろ、できるだけ遠く離れた場所で用を足すようにするのが普通です。しかし、室内で飼う場合や、狭い場所で飼う場合は、トイレの場初を決める必要が出てきます。
犬は、一度経験した場所や臭いの残ってる場所で用を足します。一定の場所でさせたい場合はその習性を理解し、あちらこちらでしてしまう習慣がつく前に、根気強くしつけるようにします。人間の子供でもおむつをとるのは大変だったり、トイレの躾けに少なからず苦労するものです。ましてや、本来トイレなど利用しない犬に躾を施すのですから、犬の習性を利用して根気強く行わなければなりません。
一定の場所をグルグル回ったり、臭いを嗅ぎながら落ち着きの無いしぐさを見せたら、用便を催している合図です。そうしたしぐさを見せたら、仔犬をそっと抱いて、トイレとして決めた場所へつれて行きます。そこが自分のトイレの場所であると理解するまでは辛抱強く続けます。この躾けは最初が肝心です。一度ついてしまった悪い癖の矯正は、最初に躾けをする何倍も大変になるからです。
トイレの躾を行う場合は、失敗したからと言って強く叱ってはいけません。人間の都合で一定の場所にさせようとしていることを理解できないからと言って叱るなら、うんちやおしっこをすることを叱られていると思ってしまいます。うんちやおしっこをするという行為は、もっとも自然な生理現象です。その行為を叱られていると思った仔犬は、飼主に隠れてトイレをしようとするかもしれませんし、叱られたくない一心でうんちを食べてしまうようになったりもします。
犬の躾けも、人間の子供の躾と同じく、「誉めること」が大切です。「上手に誉めること」は、「叱ること」の何倍も効果的である場合があることを忘れないで下さい。
節度ある愛情を持って、良い性質の犬を育成する
いわゆる訓練士さんにお願いするような、本格的な訓練は通常生後6ヶ月後に行います。それまでに大切なことは、家族の一員としての良い家庭犬になるための性質を育成することです。
優秀な盲導犬になる犬も仔犬の頃は、パピーウォーカーなどボランティア家庭で節度ある愛情を持って飼育されるという経験を通して、人間に愛される喜びを覚え人間社会の習慣や規則を身につけることが必須となっています。こうした環境で育てられることにより、視覚障害者を安全に誘導するための作業意欲、集中力、そして人間社会のルールを身につける基本を学ぶのだそうです。それから、訓練所に戻されて盲導犬としての訓練が始まります。
つまり優秀な家庭犬を育てるために大切な条件は、「節度ある愛情」を持って飼育するということなのです。
将来盲導犬になる子犬を生後2ヶ月から約10ヶ月間育てるパピーウォーカーさんは、子犬を家族の一員として迎え、毎日のお散歩やお買い物、時には家族旅行も一緒に同行します。子犬の時から一般家庭で愛情豊かに育つ1年間は子犬にとってとても大切な時期なのです。これは、盲導犬にならない犬にとっても同じです。この時期にたくさんの経験や出会いをすることにより、豊かな感受性を培うことができることを忘れないで下さい。
家族の一員として、甘やかすぎることなく、愛情を持って飼育することは、飼主にとっても自制を要求されることもあります。
人間が食べているものを食卓から与えたり、主人のベッドで一緒に寝る、常にケージに入れることなく24時間放し飼い状態など・・・人間と全く変わりなく飼育することで、せっかくの良い性質を持った犬をワガママな暴君に育ててしまうこともあります。
犬の性質は、先天的な気質と、仔犬の時からの飼主の適切な扱い方と愛情によって形成されるものです。家族になったその日からの努力を積み重ねる根気強さにより、あなたの家庭に合った、より良い家庭犬に育ちます。
犬も年齢と経験により、成長し、変化して行きます。焦らずにあなたの愛犬の性質と、心理を観察し、理解し、こつこつと努力を積み重ねてあげて下さい。
コリーは、本当に良い性質の犬です。必ず、飼主の努力に応えてくれることでしょう。
しつけや訓練をする前に触れて、目を合わせる
本格的な訓練は生後6ヶ月以降に行いますが、「座れ」や「待て」などの簡単な命令は仔犬でもすぐに覚えますし、「お手」などの簡単なことは、教えなくても自然にするようになるコも少なくありません。
しつけや訓練をする前に大切なことがあります。それは、犬が自分の体を自由に触らせる犬にすることです。というのも犬が自分の体を触らせるのは、自分より順位が上の相手に対してだけだからです。仔犬のうちから体中を触って、飼い主が、家族という群れのリーダーであること認識させます。こうしたスキンシップは、飼主との信頼関係を育み、仔犬の素直な性質を引き出す効果があります。優しく遊びながら、少しずつ触ってあげましょう。
また、飼主と犬が目を合わせる 『アイ・コンタクト』のできる犬に育てましょう。
知らない犬と犬が目を合わせるということは、相手への挑戦、威嚇の意味を持っているので信頼していないものとは、絶対に目をあわそうとしません。その反対に目を合わせて飼主を見つめる犬は、飼い主との信頼関係が築かれている証拠なのです。最初はおやつや、おもちゃを使って、徐々に目を合わせることに慣れさせ、自分から目を合わすようになったら、おやつを与えたり、好きなことをしてあげたり、たっぷり誉めてあげるようにしましょう。
6ヶ月が過ぎたら、必要な訓練をして行きます。
訓練については、こちらのサイトをご参考にして下さい。




参考文献:コリークラブ発行「仔犬の育て方」
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