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わんちゃんの食事として一般的なのは、市販されているドッグフードです。
ドッグフードには大きくわけて、ドライ(乾燥)フードと、缶詰やレトルト等のウェットフードがあります。
また、飼主の手で一から作る手作りフードという選択肢もあります。
昔とは違い、本当に様々な種類のフードが売られており、海外ブランド品も数知れず手軽に買えるようになりました。
反対に100%日本産のフードを探す方が大変なくらいです。
それだけに、私達飼主はキャッチフレーズや、広告の言葉に踊らされてしまいがちなので、
しっかりと勉強し、吟味して愛犬の血となり肉となる食べ物をチョイスしてあげたいものです。 |
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★ドライフード |
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水分含有量10%以下。
比較的保存性は高いが、開封したら酸化が始まるので、数週間で使いきれるように小袋で購入するのが望ましいようです。開封後は、密閉容器に入り、直射日光の当たらない場所に保管します。 |
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★ウェットフード |
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水分含有量75以上。
においが強く、肉食の食感も残っているため、一般的にドライフードより犬の嗜好を満足させてくれるので、好むわんちゃんが多いです。
但し、価格はドイフードよりも割高です。また、歯間に食べカスが残りやすく歯石や口臭の原因にもなりやすいので、歯のお手入れには注意です。 |
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★手作りフード |
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使用した食材を把握でき、添加物を最小限におさえられ、 常に新鮮なものを与えられるのが利点ですが、
しっかりとした犬の栄養についての知識が必要となります。また手間がかかるので毎食は大変かもしれません。
市販のフードとの併用で工夫すると良いです。 もし、アレルギー体質等を持つわんちゃんのママさんでしたら、手作りフードについてお勉強してあげてください。
但し、中途半端な手作り食は栄養のバランスを崩すので、半手作り食にするなどの工夫も大切です。 |
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挑戦したみたい方、興味関心のある方は、こちらのかんたんで経済的!愛犬のための手作り健康食などの本を参考に勉強してからをお薦め致します。
病気がち、気性が荒い、体臭が強いなどのお悩みには、実は粗悪なペット・フードの過食、運動不足が原因という場合も多いそうです。そんなお悩みを抱えたわんちゃんママ&パパのための手作りレシピ集です。
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消化力が未発達な仔犬は、よくお腹を壊します。うんちは、わんちゃんの健康のバロメーターです。毎日よく観察して、その状態から健康状態を判断して下さい。便秘の場合は、食事の量が少ない、フードが合ってないケースが考えられます。
反対に便がゆるい、下痢をするなどの場合は、食事の量が多すぎるか、消化不良、その他の腸の異常などの疾患も考えられます。仔犬の場合、下痢が続く場合は、すぐに獣医さんへ連れて行ってあげて下さい。
ある程度成長したわんちゃんなら、食欲が無く下痢が止まらないようなら無理に食べさせず、その日は絶食させて様子をみます。但し、水だけは新鮮なものを常に用意し、わんちゃんが飲みたいだけたっぷり飲ませてあげて下さい。それでも、翌日も容態が悪いようなら病院へ連れて行ってあげて下さい。
また、食欲はあるけれど、うんちがゆるい程度であるなら、人間用ビオフェルミン錠を飲ませても効果があります。ワンちゃんの年齢と体重に合わせて量を加減してエサにまぜるか、直接、飲み込ませます。我家の犬もお腹は弱いようなので、新ビオフェミンS細粒を混ぜて毎日与えています。粉末なので、混ぜて与えられるので便利です。
ワンちゃんにも食品に対するアレルギー反応を示す子がいたり、食べ物の好き嫌いがあったりします。仔犬や、お迎えして間もないワンちゃんの場合は、よく観察し、心配な場合は獣医さんに相談しましょう。 |
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★与えてはいけないとされているもの |
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チョコレート |
嘔吐や下痢などの中毒症状を起こす。 |
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ネギ類 |
貧血や血便の原因になり、最悪の場合しに至る。 |
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刺激物 |
トウガラシ・タバスコ・カレーなどの刺激物は、内臓に負担がかかるので、下痢や消化不良の原因になる。 |
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鶏の骨 |
鳥の骨は縦に裂けやすく、のどや内臓に刺さる危険がある。と間に火を通したものは危険大。 |
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人間用の牛乳 |
人間用は、下痢を起こしやすくカロリーも高い。犬用の牛乳も市販されているのでそれを与えるか、犬用のミルクを与える。 |
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★食事の回数 |
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成長の過程や大型・小型などの大きさによって必要とする量も、栄養量も異なります。ドッグフードにも、パピー(子犬)用、成犬用、シニア用があるので、成長にあったものを与えて下さい。
食事の回数も成長に応じて変化させます。
成犬になれば1日1〜2回で大丈夫ですが、消化器官が発達していない子犬には、発達の程度に合わせて3〜5回程度にわけて与えます。
市販のドッグフードには、そのフードの一日に与える適量を示した表等が記載されていますので、よく確かめてわんちゃんに合った量と回数を与えましょう。必ずしも規定量を与える必要はありませんが、ワンちゃんの体格やうんちの状態を見ながら調節してあげて下さい。成犬の場合は肥満に、仔犬の場合は栄養のバランスの偏りに気をつけます。
与える時間は、飼い主の生活パターンに合わせて決め、必ず同じ時間に与えることが大切です。決まった時間に決まった量を与えることで、排便や排尿の回数も決まって来ます。
食事を与えて20分程度しても食べ終わらない場合は片付けてしまいます。
一食程度を抜いても、ワンちゃんの体調に変化はありません。食べないからと言って、おやつを与えたり、いつまでもそのままにするの事は、ワンちんゃんの“口がワガママ”になったり、衛星的にもよくありません。うんちの状態や、わんちゃんの様子を見て量を調節します。
※仔犬の餌については、こちらをご参考にご覧下さい。
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★おやつ |
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おやつを与える場合も犬専用のものを与えます。
基本的にはトレーニングのごほうびとして与える程度にします。
わんちゃんは、人間とは異なり味覚も鈍く、臭いと、食感だけで食を選ぶと言われています。しかし、わんちゃんも舌が肥えるとグルメになり、食にワガママになったりします。人間同様に犬にとっても、食は健康の基本です。愛犬がワガママにならないよう、おやつを与えすぎるなど過度に甘やかさないよう飼い主さんにも自制が必要となります。
これが、なかなか難しいことなんですけれどねぇ・・・ |
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私個人としては、犬のしつけは口からだと思っています。
犬の訓練は、どんなプロの方でも、ご褒美を与えることで躾たり、芸を仕込んだりしています。その犬によってご褒美は様々で、ボール遊びであったり、飼い主と遊ぶことであったりもしますが、多くは、餌やおやつです。
そのご褒美のおやつ欲しさに、高度な芸や、技を覚えてくれたりしています。ですから、おやつをいつ、どのタイミングで、どれだけ、どうやって与えるかということが犬を上手に飼うコツなのではないかと思っています。なので、「おやつ」と一口に言いますが、これがとても重要なのです。
かわいいからと言って仔犬のうちにおやつを与えすぎて、失敗しないように気をつけましょう。
むしろ、食事の回数の多い仔犬こそおやつは無用だと思います。ある程度食事の回数も減り、消化力も安定しだす10ヶ月を過ぎた頃から、上手におやつをあげる工夫をして下さい。 |
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